176:1 ◆BycwRokz6k
2013/02/25(月) 16:29:29.62 ID:4LkZLBri0
ちらっとじんたんを見てみると、ぴきっと動きを固まらせて、目線をぐるぐるひらひらごろごろ動かしている。
なに、なにじんたん!?
「え、えーと・・・」
「覚えてないの?・・・安城さんと、私で「あーあーあー!」
じんたんが大声を出してつるこの言葉をさえぎる。
もー!ちょっと!じんたん!きこえないでしょ!
「ねー何?じんたん!なにかあったの?」
「な、何もねえよ!」
わ!目を逸らした!じんたん・・・あせってる!
「本当に忘れたの?だから、安城さんと私がめんま・・・」
「じんたんのばかー!何もなかったっていってたのにーーっ!」
「あー・・・」
「ばかー!ばかー!!」
じんたんは降参と言うように両手を挙げて、どこか遠いところを見た。
じんたん、めんまに隠しごとした!!さっき、おきてをいってたくせにっ!超平和バスターズに隠しごとはなしなんだよ!?
「じんたんの嘘つき!じんたんの嘘つきっ!」
「い、いやそれはさ・・・」
「・・・宿海くん、忙しそうね」
「だってお前も話しかけるしめんまも離しかけてくるしで・・・うわっ」
「じんたんのばかばか!」
「う、うお!やめろよめんま!いって」
めんまはじんたんに殴りかかった!
ぽかぽか!
痛がるじんたんを見て、つるこは首をかしげた。麦茶に手を伸ばして、飲んでいるようだった。
でも、でもめんまはっ・・・!
「みんな・・・怒ってたの?めんま、・・・きらわれてたの?」
声が震えちゃう。
・・・これは、めんまにとって、一番、一番、辛いこと・・・。
めんまの居場所だった、超平和バスターズ。
そこにもういられなくなってしまうことは、今でも一番辛いことなの。
「お、おいめんま・・・違う!それは・・・」
慌てるじんたん。何が違うのさ!!
ことりと、麦茶を机に置く音が聞こえた。
「ねえ、宿海くん・・・。めんま・・・なんていってるの?」
「じんたんのばか・・・!」
「あああ!な、泣くな!」
「何が起こってるんだかわからないんだけど・・・・」
「だからっ!お前らが前・・・めんまと関わらないほうがいいんじゃねえのって言ってきただろうが!それをめんまには言わなかったんだよ!でも今・・・っ」
「!」
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