34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/10(日) 00:55:46.22 ID:jveJiyoH0
・・・久川は、自分でバイトして金をため、世界各地に旅行に行ってるらしい。そういえば、よく意味の分からないメールが不定期に届いてたりしたな・・・。
「・・で、日本にいるときはここを住処にしてると」
「ま、そーいうことよ!」
「ぽっぽー!ぽっぽー!」
めんまはずっとぽっぽぽっぽと連呼している。非常に嬉しそうだが、それは見ないふりをした。
「・・・なんか背中が重いなー・・・」
「疲れが溜まってるんじゃないか?」
「そーかもな・・・。
でさ、なんでゆきあつはここに来たんだ?」
・・・どう答えたものか。
めんまはじいっとこちらを見ている。
「・・・あー・・・えっと、」
「あ、もしかして超平和バスターズ、懐かしくなったのか?」
久川は人差し指を立てて、嬉しそうに言う。
――そんな訳あるか
と思っていても、めんまがいる手前、そんなことはいえない。
めんまはそう!そうなの!と、返事をもらえないのに久川に話しかけている。
「・・・・・・そうだな」
「そう、だよな、うん。
なんつーかさ・・・」
少し、元気がなくなったようだ。
久川は黙り、そして。
「あのさ――」
久川はどこか、焦ったように。
「また・・・みんなで集まりたいな」
こう言った。
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