過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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358: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/22(金) 19:42:26.17 ID:frhfW+2no

垣根の言葉にフィアンマはわずかに目を見開く。
第三次世界大戦の時点で『死んでいた』、とはどういう意味なのか。
魔術師として、人間として膨大な知識を頭に詰め込んでいるフィアンマでも、その言葉の真意が掴めなかった。

垣根帝督。フィアンマはこの男の詳細をまるで知らないが、何せ『天使同盟』の構成員に選ばれた人間だ。
自分同様、碌でも無い人間である事は間違いないとフィアンマは判断した。


「ていうか最終的にはお前が『天使同盟』入りを志願したんだろ?
 だったら俺や風斬がここでギャーギャー喚いても意味ねえじゃんか」


フィアンマの視線が垣根の隣で怯えた表情を浮かべる眼鏡の少女に移る。
元『神の右席』のリーダーと目が合った人工天使はほんの僅かに肩をビクっと震わせて、


「わ、私も、その……垣根さんと同意見です。 あなたがいいって言うなら……、
 私もフィアンマさんを歓迎……します……」

「俺様の意見を考慮しない場合の、お前の本音を聞かせてみろ」




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