過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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534: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/28(木) 19:17:26.34 ID:SBBhKa84o

しばらくそういった状況から一線を退いていたため、判断に悩むフィアンマ。
未熟な魔術師が呼び出した未熟な妖精という線も考えられるが、逆に超一流の魔術師が
この妖精に精密な『演技』をさせている可能性もある。

相手は右方のフィアンマ。その気になればこの世の人類を全て葬り去る事の出来る実力を持つ最上級の魔術師だ。
それぐらい慎重に事を運ぼうという考えも妥当だと言えよう。


「……」


フィアンマは静かに、そして鋭く、瞬時に戦闘態勢に入った。
それだけで周囲の空気が一変する。『神の右席』のリーダーが生み出すその禍々しい雰囲気は、
魔術とは何の縁もない学園都市の学生が思わず一歩退いてしまうような、重く息苦しいものだった。

赤を象徴する魔術師は周囲の様子を警戒しながら見渡す。


(………それらしい人影や気配は感じられんな。 相当な距離からの遠隔操作……、
 もしくは完全なる自律制御術式を組み込んでいる可能性も考慮出来るが……)




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