過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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536: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/28(木) 19:18:38.19 ID:SBBhKa84o

フィアンマが放つ明確な殺気にも、目の前の妖精は動じない。動じないというより、
目の前の赤い髪の男が何をやっているのかさっぱりわかっていないようだった。

それは、とても演技には見えなかった。つまり、


「お前、何者だ?」

「先生は月詠小萌というお名前なのですよー。 この学区にある高校の教師を勤めているのです。
 って、ありゃ? 見たところあなたは外人さんのようですねー、学園都市は初めてなのですか?
 だったら尚更お困りでしょう? ここは正直、あまり観光には向いていない街ですからねー。
 大覇星祭とかそういうイベントが開催される日はまた別なのですが……」

「……」


とりあえず、フィアンマはこの月詠小萌と名乗る存在が学園都市の教師なのか魔術サイドが
差し向けた妖精なのか、判断を保留することにした。
近くに魔術師の気配はない。だからと言って安心も出来ないが、ひとまずその辺のビル等が
薙ぎ払われるような騒ぎは起こさないで済むようだ。

小萌は純粋無垢な瞳でフィアンマを見上げながら問いかけてくる。



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