過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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540: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/28(木) 19:23:21.53 ID:SBBhKa84o


「買い出しに向かっていたんだが、よく考えれば俺様は食料の売っている店がどこにあるのか知らん。
 だから適当に歩き回って捜していたという訳だ。 別に困ってはおらんよ」

「それなら丁度良いのですよ! 先生も偶然、今からお買い物に行くところでしたからねー。
 良かったら火野ちゃんも一緒にお買い物へ行きませんかー?」

「……」


そんな小萌のお誘いすら今のフィアンマは疑わなければならないのだが、
このどこか脳天気な妖精相手に思考を巡らせるという事自体が何だかバカバカしくなってきたフィアンマは、


「店へ案内してくれるだけで構わん」

「まーまー遠慮などせずに、現地の人間とのコミュニケーションも大事なのですよー?
 それでは早速向かいましょう。 先生、お昼前にサービスタイムを始める穴場を知っているのです」


言うだけ言って小萌は鼻歌交じりにとてとてと歩き始めてしまった。
フィアンマはこのままとんずらを決め込んでしまおうかとも考えたが、彼も人の好意に触れるという事に
多少は興味を持っていたのか、やがて妖精の後を追って歩を進めた。



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