過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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916: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:45:17.70 ID:dW7vBDXNo

自虐気味に着席を促す垣根に、女子生徒二人はガチガチに緊張しながら
数十秒以上かけてようやく最前列の席へ座る。

二人。


「たった二人なら大仰な講義なんざ必要ねえか。 テメェらみてえな
 物好きは他にもうやってこねえだろうしな」


そう言って垣根は教卓の上に腰をかけた。一時的とはいえ講師だという自覚があるとは思えない態度だ。
しかし常盤台の二人はそれを注意するでもなく、ただ視線をあちこちに泳がせるだけだった。
垣根は軽くため息をつき、頭を掻きながら自己紹介を始める。


「俺は垣根帝督だ。 ここは『物理法則の応用』について重点的に講義する教室。
 ……テメェら常盤台の生徒だよな? エリート様がこんなクソ講習に何で顔を出すかね」

「あ、え、っと……やはりここは学園都市の頂点に立っておられる素晴らしい学園ですし……、
 そのような学び舎で勉学に励むことが出来るというのは非常に良い経験になると思いまして」

「ふうん。 まぁこの少人数だ、お嬢さん達の名前くらいは聞いておこうかな」




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