331:LX[saga sage]
2011/10/16(日) 20:27:00.03 ID:dkjB6zLN0
突然、
「ちょっと待て〜!!!」
「こら〜!!」
いきなり怒鳴られた。
「わ!出た!!!」
我がクラスの、女傑三人衆だった。
「その子、誰?」
「ちょっとアンタ、勝手に御坂クンに話しないでよ」
大柄な若葉が前に出て威圧する。
ミサちゃんは只でさえ小柄。完全にのまれている。
「お前ら、オレの妹に何すんだよ?」
サトシュンが、妹を庇って前に出る。さすが、兄貴だ。
「え?サトシュンの?」
「うそ、全然似てないじゃん」
「勝手に御坂くんに近づいたらダメなの!」
意表を突かれて、若葉が怯むが、口撃力では最強の優子が今度は前に出てくる。
「お前ら、オレが誰と話そうが関係ないだろ?」
いいかげんにしろよ、ふざけるんじゃねーよ、と噂の本人であるぼくが前に出る。
「何言ってるの、これは5年2組女子全員で決めたことなんだから」
本人に突っ込まれて、さすがの優子も一瞬はたじろいだが、直ぐに反撃してきた。
「だからなんでオレが」
「御坂クンは黙ってて!これは女の子の話なんだから!!」
「お前らオレが兄妹で家に帰っちゃいけないのかよ?」
「兄妹『だけ』ならいいわよ。でもそこに御坂クンが入るのはダメ」
「質問だけどさ、御坂親衛隊が御坂本人に逆らうのって、おかしくね?」
メチャの質問がツボをついたのか、一瞬女傑三人衆が黙る。
「やれやれ、人気者はツライねー、モテ男クン」
突然、違うひとの声が聞こえた。
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