過去ログ - ドイル「敗北を知りたい」QB「それが君の願いなんだね」
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149: ◆Nd7psmIIt2[saga]
2011/08/06(土) 04:56:09.15 ID:ij7QMR9IO
悪い、かなり遅くなった
今回はめちゃくちゃ難産だったわ
待たせたぶん、量は書いてきたんでバキ3倍祭りということで許してくれw


150: ◆jZWXi8L9Ck[sage]
2011/08/06(土) 04:57:07.14 ID:ij7QMR9IO
トリップ間違えた


151: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 04:57:58.62 ID:ij7QMR9IO

道中、ドイルたちは使い魔を狩りながら歩いた。
卵が孵っていないため使い魔は攻撃性を帯びていない。魔力を使って早く魔女を現出させたいと、ほむらが狩り始めたのだ。
当然、反撃という反撃もないので準備運動さえならなかった。

以下略



152: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 04:58:39.40 ID:ij7QMR9IO
ドイルとキュゥべえの会話をほむらは疎ましく睨めつける。
それに気づいたキュゥべえが口を開いた。

QB「なにか気に障ることでもしたのかな。さっきから視線が気になるんだけど」

以下略



153: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 04:59:44.70 ID:ij7QMR9IO
ドイル「そういえばソウルジェムの事だが……」

QB「なんだい」

ドイル「昨日こいつの汚れに注意しろって言ってたじゃないか。汚れをため込めば具体的にはどうなるんだ」
以下略



154: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:00:13.81 ID:ij7QMR9IO
ドイル「テンプルにいいのを一発もらったらお終いじゃねえか。どうしてこんなところに付いてんだ」

こんなもの心臓が剥きだしになっているようなものだ。

QB「さあね?どこに位置するかは魔法少女によって個人差はあるけれど。とにかく戦闘の際はソウルジェムを一番に考えた方がいい」
以下略



155: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:00:55.13 ID:ij7QMR9IO

QB「ここが結界の最深部だよ。もうグリーフシードが胎動(うご)き始めている!」

キュゥべえの言うとおり、黒く禍々しい卵が、とくん、とくん、と脈をうっていた。
魔女が生まれる寸前なのだ。
以下略



156: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:02:00.69 ID:ij7QMR9IO
ドイル「なんだこりゃ、すごく弱そうなんだが」

QB「魔女の強さは外観とは関係ないよ。油断しないでね」

ドイル「はあ……」
以下略



157: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:03:07.99 ID:ij7QMR9IO

ドイルが纏う空気が変質(か)わるのを、ほむらは嗅ぎとる。
発せられる雰囲気は、飄々としたそれから一変して、鋭利(するど)く、重圧(おも)いものとなった。
触れた物を全て切り裂いてしまいそうな、危うい美貌がそこにあった。

以下略



158: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:03:39.38 ID:ij7QMR9IO
ほむら(まあ、別にここで死んでくれても構わないのだけど)

もし、ドイルが魔女に破れたとしても、ほむらのプランに影響はない。
むしろ、魔法少女の現実(リアル)をまどかに叩き込めるいい機会だ。
戦い、死にゆく、残酷な運命を。


159: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/08/06(土) 05:04:48.33 ID:ij7QMR9IO

全身のバネを使った跳躍により、ドイルは魔女の元に飛来する。
周りの景色がまるで矢のように飛んでいき、風圧がドイルの頬を撫でた。
獲物が射程圏内に入ると同時に、刃で切りつける。
魔女の反応は鈍く、されるがままとなっていた。
以下略



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