過去ログ - ドイル「敗北を知りたい」QB「それが君の願いなんだね」
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 04:57:58.62 ID:ij7QMR9IO
■
道中、ドイルたちは使い魔を狩りながら歩いた。
卵が孵っていないため使い魔は攻撃性を帯びていない。魔力を使って早く魔女を現出させたいと、ほむらが狩り始めたのだ。
当然、反撃という反撃もないので準備運動さえならなかった。
以下略
152
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 04:58:39.40 ID:ij7QMR9IO
ドイルとキュゥべえの会話をほむらは疎ましく睨めつける。
それに気づいたキュゥべえが口を開いた。
QB「なにか気に障ることでもしたのかな。さっきから視線が気になるんだけど」
以下略
153
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 04:59:44.70 ID:ij7QMR9IO
ドイル「そういえばソウルジェムの事だが……」
QB「なんだい」
ドイル「昨日こいつの汚れに注意しろって言ってたじゃないか。汚れをため込めば具体的にはどうなるんだ」
以下略
154
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:00:13.81 ID:ij7QMR9IO
ドイル「テンプルにいいのを一発もらったらお終いじゃねえか。どうしてこんなところに付いてんだ」
こんなもの心臓が剥きだしになっているようなものだ。
QB「さあね?どこに位置するかは魔法少女によって個人差はあるけれど。とにかく戦闘の際はソウルジェムを一番に考えた方がいい」
以下略
155
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:00:55.13 ID:ij7QMR9IO
■
QB「ここが結界の最深部だよ。もうグリーフシードが胎動(うご)き始めている!」
キュゥべえの言うとおり、黒く禍々しい卵が、とくん、とくん、と脈をうっていた。
魔女が生まれる寸前なのだ。
以下略
156
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:02:00.69 ID:ij7QMR9IO
ドイル「なんだこりゃ、すごく弱そうなんだが」
QB「魔女の強さは外観とは関係ないよ。油断しないでね」
ドイル「はあ……」
以下略
157
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:03:07.99 ID:ij7QMR9IO
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ドイルが纏う空気が変質(か)わるのを、ほむらは嗅ぎとる。
発せられる雰囲気は、飄々としたそれから一変して、鋭利(するど)く、重圧(おも)いものとなった。
触れた物を全て切り裂いてしまいそうな、危うい美貌がそこにあった。
以下略
158
:
◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:03:39.38 ID:ij7QMR9IO
ほむら(まあ、別にここで死んでくれても構わないのだけど)
もし、ドイルが魔女に破れたとしても、ほむらのプランに影響はない。
むしろ、魔法少女の現実(リアル)をまどかに叩き込めるいい機会だ。
戦い、死にゆく、残酷な運命を。
159
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:04:48.33 ID:ij7QMR9IO
■
全身のバネを使った跳躍により、ドイルは魔女の元に飛来する。
周りの景色がまるで矢のように飛んでいき、風圧がドイルの頬を撫でた。
獲物が射程圏内に入ると同時に、刃で切りつける。
魔女の反応は鈍く、されるがままとなっていた。
以下略
160
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:05:37.48 ID:ij7QMR9IO
ドイル「そろそろ終わらせるぜッ」
追い打ちをかけるべく、ドイルは跳躍する。
強化された脚力が、ドイルを一瞬で獲物の元に運ぶ。
起きあがろうとする魔女に、踵の刃で切りつけようとした。
以下略
161
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◆jZWXi8L9Ck
[saga]
2011/08/06(土) 05:06:17.37 ID:ij7QMR9IO
ドイル(〜〜〜ッッッ!!?)
必死に回避を起こそうとするが、
細胞はすでに攻撃に移っており、
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