過去ログ - ドイル「敗北を知りたい」QB「それが君の願いなんだね」
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265: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:17:21.47 ID:uMmNTYLeo
マミ「あなた、見滝原の生徒ね……待っていて、絶対に助けるから」

そう言うとマミは素早く駆け出し、薬品の混合(ま)ざったバケツをひったくる。

マミ「えぇいっ!」
以下略



266: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:18:00.61 ID:uMmNTYLeo
マミ「いるんでしょ。出てきなさい……私と一緒に遊びましょう」

高々と叫ぶと、その言葉に反応したように少女のような声が聞こえてきた。

QB「こっちだマミ」
以下略



267: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:18:34.81 ID:uMmNTYLeo

結界の中はたいして複雑ではなく、そのまま魔女の元に通じる道が一本あるのみだった。
羽の生えた人形の使い魔が、絶えず彼女の周りを飛び交っている。
マスケット銃でそれらを撃ち落としながら、マミは魔女の元へと向かった。

以下略



268: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:19:22.62 ID:uMmNTYLeo
しかし、使い魔が素早く射線に割り込んだ。
体で弾丸を止めて、隙あればマミに攻撃を加えてくる。
そして、背後から飛来した使い魔にマミは体を触られた。

マミ「きゃッ」
以下略



269: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:20:19.71 ID:uMmNTYLeo
『また行きたいねぇ』

マミ(なにか聞き覚えのあるような……?)

『今 度 は ……』
以下略



270: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:20:49.15 ID:uMmNTYLeo

軽自動車の中で、少女は家族と談笑していた。
──まるで小麦のごとくなびく金の髪が特徴的な少女であった。

「今日は本当に楽しかったねぇ」
以下略



271: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:21:41.14 ID:uMmNTYLeo
「ふふふ」

おかしくてたまらないといった表情で、母は声をこぼした。

「また行きたいねえ」
以下略



272: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:22:11.38 ID:uMmNTYLeo

痛い……熱い……何が起こったの……?

パパ……ママ……どこにいるの?

以下略



273: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:22:46.70 ID:uMmNTYLeo
誰……天使さん……?

「天使じゃないよ。ぼくの名前はキュゥべえ、君の願いをなんでも一つ叶えてあげる」

願い……
以下略



274: ◆jZWXi8L9Ck[saga]
2011/09/23(金) 02:23:20.23 ID:uMmNTYLeo
──マミ、助かるんだ。

──死なないですむんだ。

「人殺し!」
以下略



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