過去ログ - ドイル「敗北を知りたい」QB「それが君の願いなんだね」
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80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/19(火) 00:10:32.84 ID:P+f7xISIO

佐倉杏子が目を覚ましたのは夜なってからであった。
身体中に刻まれた傷はもうすでに塞がっている。
魔法少女の回復力が成し得る業であった。
切り飛ばされた右腕は止血されていた。

杏子「あたし……負けたのか」

負けたくなかった。
なぜかは分からないが、この勝負だけは絶対に負けたくなかった。
その上、負けた自分は生き残っている。
情をかけられたのだ。

そういった事を考えているうちに、胸の奥からいろいろな感情がこみ上げてきた。

杏子「ひぐっ……畜生ッッ!畜生ッッッ!!」

涙が流れる。

杏子「うわあああああああああああああああ」

少女は敗北に慟哭した。


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