過去ログ - テクパトル「あの月はもう、空には出ない」
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586: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:54:51.60 ID:8ViaxmiY0
19090「いえ、これでよかったんですよ」

19090号が微笑む

少し、悲しそうに
以下略



587: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:55:25.12 ID:8ViaxmiY0
テクパトル「お前は消えるんだよ」

19090「ミサカはいいんです・・・もともと、いるはずのない存在ですから」

テクパトル「今はここにいるじゃないか」
以下略



588: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:56:12.06 ID:8ViaxmiY0
19090「・・・テっくん、あなたは前のミサカが何よりも大切なんですよね」

テクパトル「・・・あぁ、そうだ」

19090「だったら、今のミサカよりも前のミサカを選ぶべきです」
以下略



589: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:57:00.87 ID:8ViaxmiY0
19090号が続ける

その肩は少しだけ震えていた

19090「・・・当たり前の選択ではないですか」
以下略



590: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:57:39.01 ID:8ViaxmiY0
19090「・・・記憶は残りますよ」

テクパトル「そんな問題じゃないんだ・・・お前はお前なんだよ」

19090「テっくん」
以下略



591: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:58:14.76 ID:8ViaxmiY0
19090「・・・どちらかを選ばなければならないんですよ、それ以外はありません」

テクパトル「分かってる・・・」

19090「割り切れとは言いません、でも妥協しなくちゃいけないんですよ」
以下略



592: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:58:55.56 ID:8ViaxmiY0
19090「ミサカは恨みません、軽蔑もしません」

19090「テっくん、ミサカを切り捨ててください」

テクパトル「・・・」
以下略



593: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 17:59:41.49 ID:8ViaxmiY0
どちらかしか選べない、なんていう運命に逆らいたかった

19090「・・・」

テクパトル「怖くないのかよ、死ぬのが」
以下略



594: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 18:00:31.49 ID:8ViaxmiY0
19090「でも・・・テっくんはミサカのことを忘れはしないでしょう」

19090「ミサカはテっくんの心で生き続けるじゃないですか」

テクパトル「・・・そんなの、言い訳だよ」
以下略



595: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/12(火) 18:01:11.75 ID:8ViaxmiY0
19090「・・・なぜ、戸惑うのですか?」

テクパトル「・・・誰かがいなくなる悲しみを知ったんだよ」

テクパトル「辛いんだ、自分を責めてしまう・・・」
以下略



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