過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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(北海道)
[saga sage]
2011/07/14(木) 14:32:23.95 ID:jh6R1Ytk0
まどか「二人とも、雑談は終わりだ」
マミ『そうね・・・さっさとこの魔女を倒さないと・・・外に被害が出るかもしれないわ』
ほむら『煮え切らないけれど・・・同意ね』
ほむら『――まどか!』
まどか「問題ない。鹿目まどか、敵の攻撃を回避した』
ほむら『いいえこのままじゃ埒が空かない――時間を、止めるわ』
まどか「頼む、ほむら」
マミ『これは・・・』
ほむら『これが、私の力よ、マミ』
マミ『そうか・・・これなら、貴方の虚を突いた動きに説明が着く・・・でも、使い勝手の悪い能力ね・・・』
ほむら『そうね、否定はしないわ。貴方のように固有な武器も量産出来ないし、身体能力も劇的な向上を有してはいない・・・だけど』
マミ『・・・だけど?』
ほむら『今は・・・その欠点が、全て補われているでしょう・・・マミ、貴方のお陰でね』
ほむら『まどか、マミの銃は出せる?』
まどかは手を伸ばした。しかし、何も現れない。
まどか「・・・巴マミ」
マミ『・・・マミで構わないわ、鹿目さん』
まどか「マミ、力を貸してくれ」
マミ『――了解。巴マミ、一切の能力を鹿目まどかに譲渡します』
まどか「鹿目まどか――受領する」
まどかの伸ばした手の先に、金色の光が浮かび上がって、やがてそれは銃の形を造りながら――黒く染まると、アサルトライフルに成り果てた。
マミ『・・・え?』
まどか「・・・これは」
ほむら『M4カービン・・・これは、私の力の余波かしら・・・?現代兵器ばかり使っていたものだから・・・』
マミ『え・・・そんなぁ・・・』
ほむら『まぁいいじゃない。それに、戦闘に単発式銃は・・・ちょっと』
マミ『何よ!ちょっと?何なのよ!?』
ほむら『――まどか』
マミ『無視!?』
まどか「なんだ、ほむら」
マミ『カッコいいじゃない!わたしのマスケット銃、格好良いじゃない!!』
ほむら『・・・おそらく、敵の本体は空・・・かもしれない。でも、試してみて。
とりあえず、今出した銃は収納し、停止した球体を跳躍して――マミの必殺で、一気に片を付けるわ』
まどか「了解した。鹿目まどかトランザム、出る!!」
ほむら『・・・』
マミ『うぅ・・・わたしのティロフィナーレまで・・・デザインレイプされているのかしら・・・』
ほむら『人聞きの悪い・・・』
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