過去ログ - まどか「わたしが、わたしたちが、魔法少女だ」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage saga]
2011/10/05(水) 23:20:25.38 ID:KUaXy9ql0
マミ「サキ、ちょっといいかしら?」

サキ「ん?マミ・・・か。まさか君から私に話し掛けてくるなんてね。というか、ほむらの家で言ってくれれば良かったのに」

マミ「二人だけで、少し話がしたかったのよ。時間、あるかしら?」

サキ「・・・・・・」

サキ「・・・あぁ。構わないよ」

マミ「それじゃぁ、近くの喫茶店にでも入りましょうか」


 マミはサキを連れて、近場の喫茶店に入った。店員の案内した席で二人は向かい合わせで座る。

マミ「わたしはミルクティーを。サキは?」

サキ「私は結構だよ。先ほど紅茶を満腹になるほど飲ませてもらったからね」

マミ「それでは、以上で」

 店員が踵を返し、去って行く。マミとサキは互いに腕を組んで、せもたれに埋もれながら微笑を湛えている。
そして、口火を切ったのは、マミだった。

マミ「どうして、貴方は魔法少女狩りにそこまでこだわるの?」

 サキはしばらく目を閉じて、言った。

サキ「かつて、私の仲間が魔法少女狩りに殺されたからだよ」

マミ「・・・仲間」

サキ「うん。プレイアデス聖団、なんてね、星座になぞらえてチームを組んでいたんだけれどある日・・・皆、殺されてしまった。相手は、ソウルジェムを集めるのが趣味なんていうとんでもなく気の狂った魔法少女にね」

マミ「・・・ごめんなさい、こんな事を聞いて・・・」

サキ「・・・いや、良いんだ・・・寧ろ誰かに聞いてもらった方が落ち着く・・・だから、私達は復讐を誓った・・・三千大千世界に遍く蔓延る魔法少女殺しをこの手で討つと・・・ね。これで、君の質問には十全に答えられたと思うのだけど、どうかな?」

マミ「・・・えぇ、納得が言ったわ」

サキ「それは良かった」

 そう言って、サキは水に手を伸ばした。


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