過去ログ - 青年「チョコレートケーキと抹茶の相性は」
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31:1
2011/07/15(金) 21:49:59.65 ID:ESpt7DcAO
続く!
魔術師やら契約者やらはまた今度説明させます


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/07/15(金) 22:50:25.62 ID:h54AP0dAO
>>1


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/17(日) 12:00:21.33 ID:DgxIlj9Y0
余計なお世話かもしれんけど一回の投下量少なくね?
ストーリーはもちろん面白いけど……


34:1[saga]
2011/07/18(月) 22:17:26.87 ID:e+cWMAKAO
いつの間にかに少年が窓の側に立っていた。
本当に、いつの間にか。
横切った気配も隠れていた気配もなかったというのに。
存在感が特別ない…というのでもない。

以下略



35:1[saga]
2011/07/18(月) 22:19:47.59 ID:e+cWMAKAO
少年「血の濃い魔術師は久々ですので。興味を持ったのですよ」

少女「そうかもね。親は従兄弟同士だし」

それまでの無表情を崩して、自嘲気味に少女が笑う。
以下略



36:1[saga]
2011/07/18(月) 22:24:47.34 ID:e+cWMAKAO
少女「あなた、人間なの?」

少年「はて。ボクが人間に見えないんですか?」

少年はおどけながら聞き返した。
以下略



37:1[saga]
2011/07/18(月) 22:30:32.78 ID:e+cWMAKAO
少年「ま、そうなんですけどね」

観念したように両手をあげた。
ついでにいたずらっ子のようにペロリと舌を出す。
それを引き抜いてやりたい衝動を押さえて、少女は深く嘆息した。
以下略



38:1[saga]
2011/07/18(月) 22:32:53.74 ID:e+cWMAKAO
少年にとって少女はただ単に『面白そうだから観察する』ぐらいの存在であり、
そんな存在をここまで止めようとすることはないだろう。
暇つぶし目的の玩具をここまで止める理由。
ならば、彼以外の誰かに言付けされたのではないだろうか。
勝手に出ていかせるな、引き留めろ、と。
以下略



39:1[saga]
2011/07/18(月) 22:33:29.15 ID:e+cWMAKAO
始めて困ったような表情をして頭を掻いた。
どうやら弱味を握られているようだ。

少年「ま、どこか行くなら彼女に挨拶ぐらいしてって下さいよ」

以下略



40:1[saga]
2011/07/18(月) 22:36:47.89 ID:e+cWMAKAO
ひっぱたいてやろうかと考え始めた頃、ようやく反応があった。

秘書「むー……」

唸ったかと思うとぎゅうっと少女を抱き締めて共に倒れた。
以下略



41:1[saga]
2011/07/18(月) 22:40:54.89 ID:e+cWMAKAO
少年「では、朝までお休みなさいです。良い夢をー」

どうやら、嵌められたらしい。
こうなることが分かっていたと言わんばかりの言動だ。
過去に同じような目にあったことがあるのだろうか。
以下略



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