過去ログ - 青年「チョコレートケーキと抹茶の相性は」
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51:1
2011/07/23(土) 21:42:25.61 ID:3noYj8BAO
悪びれる様子もなく少女――アイリスは首を横に振る。
事実、座高からしてアイリスの方が少し高い。

青年「…好奇心は人を[ピーーー]ぞ。覚えとけ」

以下略



52:1
2011/07/23(土) 21:44:40.43 ID:3noYj8BAO
どうやら本気で悩んでいたらしい。
少し悪いことをしたとアイリスは思った。謝らないが。

秘書「次は私ですね。エデ・エコノミです」

以下略



53:1
2011/07/23(土) 21:46:18.54 ID:3noYj8BAO
秘書「治癒師?」

なんのことやらといった表情で首をかしげる。
アイリスはそれに怪訝そうに顔をしかめた。

以下略



54:1
2011/07/23(土) 21:47:58.70 ID:3noYj8BAO
子供にしてはあまりにも世渡り慣れしすぎている感じがある。

青年「――ずいぶん逸れたが、本題に移るか」

用意していた質問を目の前の少女に突きつける。
以下略



55:1
2011/07/23(土) 21:49:00.47 ID:3noYj8BAO
* * *

少女「………」

膝の上に置いた手に目を落として黙りこくる。
以下略



56:1
2011/07/23(土) 21:50:01.09 ID:3noYj8BAO

青年「お姉…ちゃん?」

少女「だから、魔術使って居場所特定してそこ行ってボスっぽいのに勝負を挑んだけど――」

以下略



57:1
2011/07/23(土) 21:52:07.32 ID:3noYj8BAO
少女「…私にはお姉ちゃんしかいない。お姉ちゃんと言っても従姉妹だけど」

秘書「ああ……」

何かを察したのかエデはそれ以上聞かなかった。
以下略



58:1
2011/07/23(土) 21:57:23.84 ID:3noYj8BAO
少女「知ってるの?」

青年「知ってるもなにも、一度戦ったことがある」

蒼白い顔で口をつぐむエデと、その時のことを思い出しているらしいグランデ。
以下略



59:1
2011/07/23(土) 22:00:54.28 ID:3noYj8BAO
* * *

話が進む前に、魔術について説明をしよう。
おおまかに魔術は黒魔術、闇魔術、白魔術の三つに分けられる。

以下略



60:1
2011/07/23(土) 22:01:22.19 ID:3noYj8BAO
二つ目の闇魔術は口頭呪文によって発動する。
唇の動きだけでも発動するという、黒魔術より簡単な魔術――なのだが
副作用のようなもので術者の精神に干渉をしてくるために
使う本人が発狂することもしばしばのため使うものは余りいない。


61:1
2011/07/23(土) 22:02:55.39 ID:3noYj8BAO
三つ目の白魔術。
これはあまりにも情報が少ない。
術者はおろか、白魔術本体が存在しているかも怪しい。
術師ではない一般の人間の想像ではないかとの説がある。
精霊や天使を呼び出すと言われているが定かではない。


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