過去ログ - コードギアス――白昼の残月――(コードギアス×鉄人28号)
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2: ◆wKCRHpd5CA[saga]
2011/07/11(月) 20:52:48.10 ID:s7SBEhdx0

ルルーシュ「――――何だ!?」
少女(C.C.)「(――――これは!?)」

目撃した、余りに予想外の代物に、度肝を抜かれ、唖然とした。
学校の体育館ほどの大きさのあるその空間は蛍光灯で照らされて、
先程までの薄暗さとは程遠い明るさを湛えていた。

用途不明な機械、機材が所狭しと並べられ、キャットウォークが宙と壁面を走っている。
『新宿ゲットー』という立地にそぐわない、何かの研究所の様な奇怪な場所……

しかし、2人が意識を奪われているのは、そんなモノでは無い。
この奇怪な空間の中央に屹立した……その『巨人』。

その背丈は10メートル強。
人型にして、真黒い、艶一つない鋼の体躯。
頭に備わっているのは、猫か犬の耳の様な二本の三角形の角。
額の赤い逆三角の意匠に、サーチライトの様な黄色のグラスのツインアイが印象的である。

ナイトメアフレームへの知識を持つルルーシュだが、仮に彼にそれが備わっていなくとも、一目見て理解できるだろう。

―――この『巨人』は…『ナイトメアフレーム』では無い
―――全く異なる技術体系で造られた、未知の『ロボット』なのだ、と

???『――――おやおや……珍しい』
???『こんな辺鄙な所に客人とはな』

ルルーシュ&C.C.「「!?」」

突然響いて来たのは、しわがれた、老人の声だ。
2人が声の方を向けば、壁に走るキャットウォークの一つに、見なれぬ人影が一つある。

白く、跳ね上った様な特徴的な髪型に、立派な顎髭。
ダブルボタンの裾の長い白衣に、首には律儀にネクタイを締めている。
『イレブン』……いや『日本人』であるらしいが、
独特の風格と威圧感を備えた、怪人然とした人物であった。



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