過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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855: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:17:04.65 ID:3t32eJtZ0
お互いの目が合った。
さやかがぶつかったのはあろうことか、仁美が今日の放課後に告白する予定の人物。
上条恭介その人であった。

「あ…恭…介…」
以下略



856: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:18:21.95 ID:3t32eJtZ0
「あ…あたしは、大丈夫…」

「ぼ、僕も大丈夫だよ…」

「……。」///
以下略



857: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:19:28.53 ID:3t32eJtZ0
その後、数分の間、恭介は大層可笑しい、と言った感じで腹を抱えて笑っていた。
周りの教室からは野次馬が出てきており、さやかはその様を見て茹蛸のようになりながらも恭介を支えて場所を移動した。
その際、後から野次の笛が飛んできたのは言うまでもない。
そして場所を移して、学校の屋上。

以下略



858: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:20:12.22 ID:3t32eJtZ0
恥ずかしくなり、ろれつが回っていなかったさやかの態度が更に来たのか、恭介はフェンスに寄り掛かって大爆笑をしていた。

「む〜、恭介のイジワル」///

「あはは、ゴメン」
以下略



859: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:20:57.04 ID:3t32eJtZ0
「かぁ〜、このさやかちゃん、一生の不覚ッ!」///

「別に良いだろ?怪我は無かったんだし…」
「あ、そうだ、さやか、昨日は何処行ってたんだい?」

以下略



860: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:21:38.36 ID:3t32eJtZ0
「?いや悪くは無いけど、君に話が在ったからさ」

「…話す事なんて無いんだけど?」
「何さ?」

以下略



861: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:23:17.49 ID:3t32eJtZ0
さやかは何時もの相手の気も知らない様な言葉だと思い、今日は更に棘を付け足した心算で返したのだが。
相手からは、全くお門違いの台詞が飛んできていた。

「……ゴメン、恭介」
「もう一度…言ってくれる?」
以下略



862: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:24:37.03 ID:3t32eJtZ0
「わ、分かったから!顔近い!」

そう言って間近の恭介の赤面を押し返し、二人は揃って深呼吸をしていた。

「スゥー、ハァーッ!!」
以下略



863: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:25:26.83 ID:3t32eJtZ0
「ぼ、僕と…」///
「ぼ、僕と付き合ってください!!!!」///

その言葉言い切るのと頭を下げるのはほぼ同時であった。
恭介はそのまま最敬礼をしており、さやかの顔が見えていなかった。
以下略



864: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:26:19.46 ID:3t32eJtZ0
「さ!さやか!!」

恭介は驚き、さやかに近づいて両肩を抱こうとしたが、松葉杖無しには立っていられそうもなく断念した。
恭介は今だ完治していない足をこの時は恨めしく思った。

以下略



865: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:27:51.97 ID:3t32eJtZ0

『いや、あの、恭介がさ、元気じゃなかったからその・・・おまじない』
『おまじない?』
『そ、おまじない』
『だからさ、治るよ、恭介の腕』
以下略



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