過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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867: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:30:30.87 ID:3t32eJtZ0
さやかはその痛々しい傷を撫でながら思っていた。
この怪我が無ければ、恭介はバイオリンを…。
この怪我が無ければ、願いを叶えられなかった…。
この怪我が無ければ…。
チュッ
さやかは見つめていた恭介の左手に軽いキスをしていた。

さやかは、この時ほど自分の手で死にたいと思ったのは初めてだった。

「それからなんだ、この腕を見るたび、この傷に触れるたびに」
「君の事が頭に浮かぶんだ、さやかの仕草が、笑顔が」
「それを思うと、大好きなヴァイオリンすらも手が止まってしまうんだ」
「だから昨日電話して留守だと知った時には心配して夜も眠れなかったんだ」
「さやか、如何してくれるんだい?」



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