過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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876: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:38:56.20 ID:3t32eJtZ0
「…?その代わり、なんだい?」

「私の秘密、恭介だけに教える」

さやかは己の全てを打ち明けたのだった。
以下略



877: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:39:29.85 ID:3t32eJtZ0

 その後、1時間目をサボった二人は職員室に行って早乙女先生に平謝りをしていた。
その態度が認められたのかそれともただ単にその迫力に押されたのか、二人は直ぐに開放され、教室に戻って来ていた。
二人揃って帰って来たのが、色々言われたが、さやかは恭介が家に忘れ物があったので、それを取りに行くのを手伝っていた。
その一点張りだった。
以下略



878: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:40:22.02 ID:3t32eJtZ0
「うん、良いよ」

そう許してくれたのだ。
その言葉を聞いて、さやかは頭を上げてまどかを見ていた。

以下略



879: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:41:17.28 ID:3t32eJtZ0
「でも…」

そう言うのをまどかは人差し指を立ててさやかを黙らせた。

「それならさ、今度何時もの喫茶店で何かおごって?」
以下略



880: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:42:08.71 ID:3t32eJtZ0
「…ハァ〜」
「やっぱり、泣く子と宇宙人には敵わない、か…」
「…有難う」

「ティヒヒ♪」
以下略



881: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:42:53.98 ID:3t32eJtZ0

 そして放課後、さやかは公園の影に身を潜め、恭介と仁美を見つめていた。
さやかは屋上で恭介と話した事を思い出していた。

『…これが、あたしの本当の姿だよ、恭介』
以下略



882: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:43:39.19 ID:3t32eJtZ0
『でも、ヤッパリさやかはさやかだ』

『?どうしてよ?』

学生服に戻りながらも、さやかは全く動じない恭介にある種の疑念があった。
以下略



883: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:44:26.87 ID:3t32eJtZ0
『分かるよ、だってさやかは幼馴染だったんだよ?』

『う…そういう言われ方すると何か恥ずかしい』///

ははは、と恭介は笑い、さやかは赤面していた。
以下略



884: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:45:12.03 ID:3t32eJtZ0
『あはは、ゴメンゴメン』
『…でも、待っているから』
『さやかの返事』

『…さ、いこっ!』
以下略



885: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:46:09.28 ID:3t32eJtZ0
さやかが振り向いた瞬間、二人の唇が重なり合っていた。
さやかはただ驚いて眼を見開いていた。
数秒の間唇を重ねていたのだが、さやかにはその数瞬が数時間にも感じられていた。

『え…あ、き、恭介…?』
以下略



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