過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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883
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◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:44:26.87 ID:3t32eJtZ0
『分かるよ、だってさやかは幼馴染だったんだよ?』
『う…そういう言われ方すると何か恥ずかしい』///
ははは、と恭介は笑い、さやかは赤面していた。
以下略
884
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:45:12.03 ID:3t32eJtZ0
『あはは、ゴメンゴメン』
『…でも、待っているから』
『さやかの返事』
『…さ、いこっ!』
以下略
885
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:46:09.28 ID:3t32eJtZ0
さやかが振り向いた瞬間、二人の唇が重なり合っていた。
さやかはただ驚いて眼を見開いていた。
数秒の間唇を重ねていたのだが、さやかにはその数瞬が数時間にも感じられていた。
『え…あ、き、恭介…?』
以下略
886
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:47:00.94 ID:3t32eJtZ0
「……。」
その恭介が今、仁美と話をしている。
恐らく、仁美の告白を恭介は断ると思う。
あそこまで言ったのだからそれ位は分かる。
以下略
887
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:47:44.48 ID:3t32eJtZ0
夜。
さやかは偶々見つけた使い魔を追いかけて、退治をしていた。
「ハァアアアアア!」
以下略
888
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:48:25.51 ID:3t32eJtZ0
「無理はしない方が良いわ、余裕が無いのが丸分かりよ」
「正義の味方を気取って戦うのは良いけど、少しは自分を労わりなさい」
そう言ってほむらはさやかに向かって何かを投げた。
さやかが手にとって確認すると、それはグリーフシードだった。
以下略
889
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:49:34.62 ID:3t32eJtZ0
そう言ってグリーフシードを投げ返した。
「そうやって悲劇のヒロインでも気取る心算?」
「反吐が出るわ」
以下略
890
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:50:26.86 ID:3t32eJtZ0
「?急に何を言っているの、さやか」
「…あたし馬鹿だからさ、率直に聞くよ」
「アンタ…何を諦めているのさ?」
以下略
891
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:51:10.44 ID:3t32eJtZ0
ほむらは後退りして、さやかを見つめていた。
そのさやかは先程と変わらずに冷静にほむらを見つめていた。
やがて沈黙に耐え切れなくなり、言葉を切り出したのは、ほむらだった。
「…どうやら、貴方に嘘を突き通すのは、無理みたいね」
以下略
892
:
◆1B0iEDnTxU
[saga sage]
2011/08/26(金) 02:52:09.02 ID:3t32eJtZ0
「えぇ、貴方はいずれこうなって自滅の道に向かうのは『知っていた』のよ」
「『知っていた』…?」
「ちょっとね、でもわたしが知っている様な展開じゃなかったから今までその一縷の希望に縋っていたの」
以下略
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