過去ログ - まどか「勇者 エクス☆マギカ 第1話」
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897: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:57:19.06 ID:3t32eJtZ0
「分かった!まどか!君も一緒に来るんだ!」

「え?で、でも私そんなに足速くないし…」

大丈夫だ、と言ってエクスカイザーはまどかの部屋の窓から外へ飛び出していった。
以下略



898: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 02:59:11.41 ID:3t32eJtZ0
「あ、パパ…!」

「こんな時間に如何したんだい?」
「何処へ行こうとしたんだい?」

以下略



899: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:00:08.31 ID:3t32eJtZ0
「う、うん、でも…!」

「まどかは、誰かの為に行こうとしているんだろう?」
「なら僕はまどかをとめる事は出来ない、言えることは唯一つだよ」
「怪我だけは無いように、ね」
以下略



900: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:01:26.56 ID:3t32eJtZ0
「若い内は、苦労を重ねるのもあり、かと思ってね」
「まどかは何か言えない事をしている」
「でも、それは自分の為だけじゃなく、誰かの為にしている事なんじゃないかな?って思ったのさ」

「だからって、子供の夜遊びを許した覚えは無いんだけど?あたしは」
以下略



901: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:03:26.44 ID:3t32eJtZ0
「…そうだったね、優しさはパパ譲りってヤツだけどね?」

そう言って二人揃ってクスクス笑いをしていた。

「まどかを信じてあげよう」
以下略



902: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:04:26.84 ID:3t32eJtZ0

 見滝原市の電車内、さやかは行く宛も無く、ずっと乗っていた。
そんな中、会話が聞こえてきたので、そちらに耳を向けていた。

「言い訳とかさせちゃ駄目っしょ?」
以下略



903: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:05:04.39 ID:3t32eJtZ0
「ケッ!ちょっと油断するとスグ付け上がって籍入れたいとか言い出すからさ」
「甘やかすの禁物よ」
「ったく、てめぇみてぇなキャバ嬢が10年後も同じ額稼げるかって言うの」
「身の程を弁えろってんだ」
「なぁ?」
以下略



904: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:05:57.86 ID:3t32eJtZ0
「ねぇ、その人の事、聞かせてよ」

「ハイ?」

「今アンタ達が話していた女の人の事」
以下略



905: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:06:45.34 ID:3t32eJtZ0
「ねぇ…この世界って守る価値あるの???」
「あたし何の為に戦ってたの?」
「教えてよ…今すぐあんたが教えてよ…」
「でないと、あたし…」

以下略



906: ◆1B0iEDnTxU[saga sage]
2011/08/26(金) 03:07:31.26 ID:3t32eJtZ0
「な、何だよ…」

「今あたしは頗る機嫌が悪い、これ以上此処にいるんじゃねぇ、殺すぞ…」

「…何だぁ?人に散々言っておいて、ハイそうですかと言うと思ってんのか?」
以下略



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