3: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/07/16(土) 02:37:58.05 ID:RoU1LS4DO
『ジャッジメント』
学園都市の生徒達で編成されたこの学園都市の風紀、ルールを取り締まる治安維持部隊。
学園都市の教師達による『アンチスキル』と呼ばれる警備隊のようなものと協力し合い、この学園都市の治安を守る誇るべき仕事だ。
ちなみにどちらもボランティア団体であり、職業ではない。
進路に直結する訳ではないのだが、ジャッジメントを通して警備会社のスカウトでその仕事に就いた者は多く、また力ある者には要人のSPになった者までいると聞く。
「でもお誘いって……何でまた俺に?」
「先生も何でかは聞かされてないですけど。でも上条ちゃんには向いてるんじゃないですかねー」
自分が受け持つ生徒に関する事で詳しく内容を聞かされてない事が不服か、小さな口を膨らませながらその言葉が飛び出す。
しかし上条がジャッジメントに誘われるという事実は喜ばしい事だ。
確かに上条は困っている人がいれば黙っていられないし、助けを求める人には迷わず助ける。
例え自分がどれだけ傷付こうがお構いなしに手を差し延べる性格だ。
「はぁ」
しかし自分がジャッジメントが向いてると言われてもいまいちピンと来ない。
それに常に休日は補習で潰されるという底辺の成績の為、とてもではないが無理だと思ってしまっていた。
「……あと」
そこで小萌が少し不機嫌そうに再び頬を膨らましながら続ける。
「黄泉川先生が言ってましたけど。ジャッジメントになれば上条ちゃんは無条件補習免除、みたいです」
なんですと。
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