過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/01(月) 18:07:32.96 ID:vyHZ93aso

「……あとは、この部屋に逃げ込んで今まで隠れていた、という次第です」

 一息に語り終えて、みゆきは顔を上げた。

「……かがみさん達の声が聞こえて、やっと扉を開けることができました」

 俯いて泣き続けるつかさの肩を、峰岸が抱いている。

「……小早川さんはそのときからずっと……特に外傷はないのですが…」

 ゆたかちゃんはみなみちゃんに見守られて、小さく息をたてている。
日下部は神妙な顔で考え込んでいるようだ。

「今は……私達がこれからどうすべきか、考えましょう」

 暗闇の中を手探りで進もうとするように、みゆきが皆に呼びかける。

 その言葉を蹴り飛ばして、私は立ち上がった。



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