過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/18(月) 05:38:39.30 ID:TBBAKQJ7o

「峰岸、悪いんだけどそっちの水ちょっともらえない?」
「あれ、柊ちゃん100パージュースだめだったっけ?」

 彼女は心底意外そうな顔を見せながら、ミネラルウォーターのボトルキャップを閉めて差し出してくれる。
私は差し出された水を受け取り、軽くお礼を述べた。

「私はどうも苦手なのよね、甘ったるくて」
「私はその甘さが好きなんだけどなあ……あ、みさちゃんが好きだったのかなあ、たぶんだけど」
「あーなるほどね、わかる気がするわー……で、その日下部はまだ昼寝中?」
「そう、起こさないでここまで来るの苦労したんだから」

 そう言って車に目をやる峰岸の表情は、春の日差しのように穏やか。
お姉さんは撤回、やっぱり峰岸はお母さんね。



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