過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/09/07(水) 03:11:58.75 ID:JcSAnYVQo

 言うが早いか、彼女は浴室へ消えていった。
峰岸も弾かれたように動いて、寝た子を起こすことを厭わないように仮眠室の扉を開けば、私も駆け足で通用口へ向かった。

 ぼんやりと非常灯の色をした通路は狭く、人影はない。
通用口の扉もやはり閉じたままだ。
踵を返してロッカールームを覗いても二人の姿はない。
ロッカーを開いたところで、そこには従業員の手荷物や着替えがあるだけだ。

 心が恐怖で塗り上げられていく。



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