過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/09/15(木) 01:56:44.97 ID:p9D9L+3go
「……あ……あ、ああああああああああああ!」
跳ね上がった彼女の顔が苦痛で歪んでいく。
裂けるほどに開かれた口から叫び声が溢れ出す。
右手が力なく宙を泳ぐ。
左肩から、赤い染みが白い服を染めていく。
ビクビクと痙攣する左手から流れ落ちる血液が、水溜りとなって広がっていった。
私も、みゆきも、日下部も、一歩も動けずにただその光景を見つめていた。
彼女の顔色が蒼白になっていき、悲鳴が徐々に小さくなっていく。
そして私の耳が何かを砕いたような音を捉えた次の瞬間、彼女の体が地面に崩れ落ちていった。
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