過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/26(火) 00:18:24.01 ID:3uEXW1SRo

「よし、じゃあ東側いきましょうか」

 隣に立つ日下部、一歩後ろに立つ峰岸に呼びかけた。
二人は静かに頷き、私と歩調を合わせてゆっくりと歩く。
緊張から少しは解放されたようで、冷静に歩を進めている。

「いやー、しかし柊が立ち直ってくれてよかったぜー」

 軽く背中を伸ばしながら、場違いに明るい口調で日下部が切り出す。
まったく……大根役者なんだから。

「ほんとにね、一時はどうなるかと思っちゃった」

 峰岸も、いかにもといった口調でそれに答える。
どうやら、気を遣ってくれているみたい。

「泣きそうな顔してんだもんなーさすがに焦ったぜー」

 気遣いは嬉しいんだけど……



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