過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 00:29:53.06 ID:xm2Rv5pmo

 泉さんはドアから顔を離すと、頭上に疑問符を浮かべて振り返る。
私も彼女を見つめ返す。
みんなの様子を伺っても、一様に怪訝な表情を浮かべるばかりだ。
いつの間にか起きていたつかささんが、眠たそうに目をこすっていた

 そのうちに泉さんがドアを開いて廊下に顔を出しはじめ、私は慌てて布団から抜け出して彼女の傍に駆け寄る。
彼女の表情は不安よりも不満の色で染まっていた。

「どうなっているんでしょうか」
「いやーどうもこうも私にもサッパリ。誰もいないし……タチの悪いイタズラだね」

 憤慨した様子で捲し立てる。

「そうですね……とりあえず、戻りましょうか」



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