過去ログ - とある安価の平行世界-The parallel world story-
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◆9.8aqYKoxI
[saga]
2011/07/20(水) 22:17:36.60 ID:NF3xOvn60
ステイル(どうやら『聖ジョージの聖域』を発動してるみたいだね……。まったく面倒な魔術を……)
ステイル(しかし『結界』が八割ほど破壊されている。何故だ? まさか……)
鈴科「……」
ステイル(コイツが一人でやったのか? だとしたら驚異的な戦闘能力だ。ただの人間には到底不可能。となると……)
ステイル「オイ、そこの白髪の男。お前は能力者か? 魔力が感じられないから魔術師ではないだろう?」
鈴科「……誰が男だ。お前殺す」ボソッ
ステイル「ん? 何か言ったか? 大きな声で答えてほしいものだが?」
鈴科「チッ、魔術師っての何を指してンのかは知ンねェが、俺が能力者ってのは間違いねェよ」
ステイル「なら、あの結界をあんな状態にしたのはお前か?」
鈴科「……そォだ。完全に破壊は出来なかったがな」
ステイル「……よし、分かった。なら僕と神裂が君を援護する。君はその隙に彼女の結界を壊せ」
鈴科「あ? 誰に命令してンだお前? お前なンざの命令、誰が聞くか」
ステイル「おや、もしかして出来ないのかな?」
鈴科「あ゛?」
ステイル「違うのかい? 壊せないから誤魔化してるのかと思ったんだけど……」
鈴科「上等じゃねェか……! あのお前ごとシールドを粉砕してやンよ……!」
ステイル「ククッ……! その意気だ。なら、さっさと壊せ能力者!」
鈴科「だから命令すンなつってンだろ!」ダッ!
ステイル「神裂! 援護するぞ! 行くぞ『魔女狩りの王』!!」
神裂「はい!」
イノケン「ガァァァァァァァァァ!!」
ステイル「……さて、あの子をあんな格好(裸&自動書記)にした分は働けよ能力者……! そして事情を話してもらうぞ……!」
禁書『警告、第三十五章第十八節。『硫黄の雨は大地を焼く』――――完全発動まで五秒』
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