過去ログ - 上条「……お前のことが心配だからに決まってるだろ」
1- 20
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/07/19(火) 22:48:07.58 ID:KsZYLd5u0

よって上条にはクラスメイトとの距離感が全く持ってよく分からない、幸いにも孤立したりしている人間はいないようだが

それでも友達の距離間というのは存在するだろう…現に吹寄や姫神はこうして自分とお昼御飯を食べている―姫神は夏休み中に知り合った友人だが―

だから上条は新学期頭にまずクラスメイト一人一人に声をかけた、その時になんとなくの距離感は掴んだと思う。

かといって別に選り好みをしていたわけではない、仮に自分が嫌いな人間に馴れ馴れしくされたら相手だっていやだろう。

勿論例外もある、現に吹寄は上条があまり好きではない―と、上条は思っている―がこうやって話しかけてきたりする。

こういうのも含めて距離感を図ろうとしたのだ

では、夏休み前の紅月と自分の距離間はどうだったのだろう?

紅月は最初からとっつきやすく、話しかければ普通に喋ったりもする。

教室で話す程度の仲だが、以前の自分は彼女とそこまでコミュニケーションを取ってなかったのだろうか?

(って、前の事を考えてもしょうがねえか、今はこうやって仲良くしてるんだし)

「そんなに変か?あいつの性格だと、割と誰とでも仲良くしてそうなもんだけどな?」

その言葉に吹寄は少し顔を顰める、言うべきか言わないべきか悩んでいるようだった

「確かに明るい子だし、すぐに誰とでも仲良くなれそうな雰囲気を纏っているけど…」

次の言葉に上条は耳を疑った。

「あの子、話はすれど誰かと一緒に遊んだりとかは一切した事無いらしいのよ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
77Res/53.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice