過去ログ - 【ポケモンSS】タイトルは決まっている
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◆.Br/vY/Hx.
[sage]
2011/08/28(日) 04:35:40.29 ID:dUokgFcG0
フンと笑って見せるガルド。
「ハンッ……俺達、本当に"幹部クラス"なのかよ? 扱い酷でーっての」
「認められたければ仕事を成功させろ」
「アンッ? お前も俺達と同じ立場だろうがよっ」
冷たい視線が、その男に突き刺さる。
「……」
「ぁあ、そうだな」
ウルは作業を終えパソコンの電源を切った。
それと同時にガサガサッと扉を何かがひっかくような音が聞こえる。
「来たか……」
静かに立ち上がり。扉を開ける。
そこには一匹の"デルビル"の姿があった。
体に専用の袋のようなものが巻き付けられており、そこには一つの封筒がある。
「オイッ? 前から思っていたんだが、パソコンのあるこのご時世に……指令書だけ封筒の手紙なんだ?」
指さして指摘する。
「コンピュータの情報がいつ漏洩するか分からない」
「ハーッ? じゃあ、犬に運ばせて大丈夫なのかよッ?」
カッカと口を開けて笑って見せる。
「"デルビル"は犬じゃない」
小さく呟いて、その封筒から指令書を取り出して黙読する。
そして、すぐにデルビルの口元に添える。すぐさま小さな火の粉を吐き出し隠滅する。
「次こそ成功させないとっ!」
「で…… 次は何をしろってッ?」
3人の視線がウルに集中する。
ウルは振り返って小さく口を開く。
「――― "お月見山"に向う!」
― 第二章 完
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