13:1[saga]
2011/07/20(水) 20:30:37.06 ID:UFLniq8t0
やがて私の乗機のレーダーも、迫る敵の姿を捉える。
合計で6機の光点が、一直線に爆撃機を目指している。
それに食らい付こうとする味方の4機の光点。
数に劣る彼らは不利な状況なのではないか。そう私は考える。
それでも、この爆撃が成功すれば戦争が終わるはずだと。
そう考えていたに違いない彼らは気が大きくなっていたのかもしれない。
FRIEND
<< 青1、交戦開始 >>
FRIEND
<< 敵機視認。ファントムが4機にトムキャットが2機 >>
FRIEND
<< 敵さんも困っているようだな。あんなオンボロに乗っているなんて >>
FRIEND
<< まるでウチらの誰かさん達のようだな。ええ? >>
悪意すら感じるその声を、私達は黙って聞き逃す。
彼らと言い争いをしたところで何にもならない。
やがてレーダーに映っていた光点は敵との交戦距離に入り
それぞれの戦闘を開始していた。
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