626:1[saga]
2011/08/07(日) 21:32:55.53 ID:od7BITRC0
あまりに接近しすぎていた。
そのミサイルの軌道を、私は目で追う事が出来なかった。
機体に響く爆音と衝撃。
それに伴い、私の体は前方に投げ出されそうな感覚を受けた。
射出座席に固定されていたハーネスが、ぎゅっと私の体に食い込む。
コクピット内に鳴り響く警告音と、ぐるぐる回る視界。
機体はきりもみ状態になっていた。
それもそのはず。
敵から放たれた弾頭は、私のSu-37の右翼を吹き飛ばしていたのだ。
668Res/390.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。