92:1[saga]
2011/07/23(土) 17:16:13.01 ID:WJ5P8UK50
おそらくはF-4の限界まで速度を出していたであろうその敵機は、
猛烈な勢いで高度を稼ぎ続けていた。
そのため、下に向けて放ったミサイルはその敵機とすれ違うかたちとなる。
残念ながら、今のミサイルに180度も進行方向を変える能力はない。
一方、はるか下方を直進していたF-4はミサイルを振り切れずに
そのまま慣性に従って青空の流れ星と化していた。
Homura
<< 黒1、1機撃墜 >>
そう無線に呟くと同時に、スロットルを絞りながらエアブレーキを開き
私は操縦桿を両手で力任せに引き上げる。
遠心力と重力の影響で、体にずっしりと重みが伝わる。
地面を向いていたコクピットはやがて地平線の姿を見せ、
そしてはるか上空を見渡せる位置に届く。
まともな人間であれば、今頃は頭から血液が下がり
ブラックアウトの症状を見せていたであろう。
だが、それは魔法少女の肉体強化の前には影響を及ぼさない。
魔力の使用から来る軽度の疲労以外には。
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