92:1[saga]
2011/07/23(土) 17:16:13.01 ID:WJ5P8UK50
おそらくはF-4の限界まで速度を出していたであろうその敵機は、
猛烈な勢いで高度を稼ぎ続けていた。
そのため、下に向けて放ったミサイルはその敵機とすれ違うかたちとなる。
93:1[saga]
2011/07/23(土) 17:16:42.27 ID:WJ5P8UK50
上昇を続けていたF-4が視界に捉えられる。
きらめく太陽の光を全身に浴びたその機体の垂直尾翼に、
いつか見た黄色のリボンのエンブレム。
94:1[saga]
2011/07/23(土) 17:17:14.05 ID:WJ5P8UK50
ちらりと遠方を通り過ぎる電子戦機を見やる。
”リボン付き”はその姿に気が付かなかった様子で、
私から逃げるために、あるいは電子戦機を探すために
95:1[saga]
2011/07/23(土) 17:17:41.65 ID:WJ5P8UK50
上昇したリボン付きは、
いつの間にかアフターバーナーの炎を消していた。
ほぼ慣性のみで運動エネルギーを上空に向け、
96:1[saga]
2011/07/23(土) 17:18:17.61 ID:WJ5P8UK50
ガリガリと機体に響く衝撃。
それに伴い、激しく揺さぶられるコクピット。
首を回すと、左翼が穴だらけにされているのが見える。
97:1[saga]
2011/07/23(土) 17:19:44.55 ID:WJ5P8UK50
Homura
<< 燃料が漏れている。だが離脱に支障なし >>
AWACS
98:1[saga]
2011/07/23(土) 17:20:10.97 ID:WJ5P8UK50
FRIEND
<< Tu-22がやられたぞ! >>
AWACS
99:1[saga]
2011/07/23(土) 17:20:37.75 ID:WJ5P8UK50
ISAF機が手負いの私に食らい付く事はなかった。
私は速度を抑えながら、一目散に味方基地へと飛んでいたのだ。
100:1[saga]
2011/07/23(土) 17:21:18.83 ID:WJ5P8UK50
それを最後に、私の乗機には味方からの無線の声は届かなくなっていた。
101:1[saga]
2011/07/23(土) 17:22:05.36 ID:WJ5P8UK50
「お前だけは逃げ帰れて良かったな!」
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