94:1[saga]
2011/07/23(土) 17:17:14.05 ID:WJ5P8UK50
ちらりと遠方を通り過ぎる電子戦機を見やる。
”リボン付き”はその姿に気が付かなかった様子で、
私から逃げるために、あるいは電子戦機を探すために
ひたすら直進を続けていた。
そこでようやく私のコクピットに
ミサイルのロックを知らせる警告音が鳴る。
Homura
<< 黒1、FOX2 >>
敵へ向けて伸びるミサイルの航跡。
それと同時に、上昇をしながらフレアーを撒く”リボン付き”。
これ以上の高度を稼ぐなんて。
その異常さに、私はそこで気付くべきであった。
私は自分の発射したミサイルに目を奪われていたのだ。
668Res/390.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。