過去ログ - 球磨川『ここはどこ?』『僕は誰だい?』 霊夢「ここは幻想郷。あんた誰よ」
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42:EP.1 紅魔異変[sage saga]
2011/07/23(土) 21:02:48.98 ID:LD8+V/Fl0
美鈴「と、通すわけにはいきません!!」

 門の上を飛んで抜けようとした二人に飛び掛る美鈴。
 だがその眼前を阻むかのように螺子が視界を覆った。

球磨川『君の相手は僕だよ』

美鈴「くっ……仕方ありません。すぐに終わらせます!!」

球磨川『あ、悪いんだけど弾幕ごっこは慣れてないから普通の戦闘にしようよ』『僕はつい最近外からやってきたか弱い人間だし』

 両手に螺子を持ち、バカ正直にまっすぐ突っ込む球磨川。
 武道の達人である美鈴はその動きが洗練されたものでないことは悟っていた。特に戦略も感じられない、違和感のあるものだった。

 その一瞬が、隙を生む。
 
 加速のまま両手の螺子を投げる。完全に隙を作った上での一撃。
 美鈴が普通よりすこし上の使い手だったならばこれで決まっていただろう。

 だが、先に述べたように美鈴は武道の達人だ。
 最弱である球磨川の一撃程度がかわせないわけがない。

 直前で見切り、勢いのまま突っ込んでくる顔面にその一撃を叩き込んだ。
 美鈴は下級とはいえ妖怪である。ましてやこの館の門を任されている存在。

 そこまで本気を込めたわけでもない。
 しかしその一撃で最弱≠フ球磨川禊の顔はトマトのように弾け飛んだ。


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