104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/07/29(金) 17:23:18.30 ID:JfKg9qyB0
そんなこんなで、ジムの近くに到着しました。
「それにしても、ジムに通じる道のところだけ、ロケット団の数が少ないなんて、ラッキーだね」
ゆい先輩は私の頭の上でそんなことを言います。
「そうだなー」
「そうですねー」
私達は物陰から、ジムの様子を伺います。
「近くに行かないの?」
「迂闊に近づかない方がいいだろ」
「何で?」
「不自然すぎるだろ。まるで、ここに誘導するようにロケット団の数が調整されてたしな」
「まるで、ここに来させられたみたいな感じでしたよね」
「???」
「……つまり、私達がここに来るように、ここまでの道のロケット団の数を少なくし、通りやすいようにしたんですよ」
「おお、なるほど!……ってことはこれって罠!?」
「でしょうね」
「だが、ここでじっとしてるわけにもいかないな」
「ですけど、ジムに特に異常も見られませんし、カツラさんも逃げ出したと思うんですけど」
「中に隠れているかもしれないだろ。とにかく、一度は中を見ないとな」
「危険ですよ」
「どっちにしろ、この島に安全な場所なんかないよ。それに、室内なら、あれの電撃にも耐えられるだろ」
律先輩は上空のサンダーを指差します。
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