181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/08(月) 21:37:34.89 ID:2eZc6/4r0
シルフカンパニー・社長室前
純「ここがボスのいる部屋よ」
梓「見張りはいないね」
純「聞いた話だけど、曽我部っていう人が見張りはいらないって、言われて、誰もいないんだってさ」
梓「……すごいね、いろいろと」
うい「純ちゃんだからね」
梓「……まあ、いいです。とりあえず、中に入りましょう」
ゆい「大丈夫かな」
梓「ここまで来て、罠とか警戒しても仕方がないですし」
私は社長室の重苦しいドアを開けます。
梓「さて、中は……なんですか、これは」
私が中の様子を見ると、そこには無残に倒れているポケモン達と1人の男の人がありました。
梓「大丈夫ですか」
その男の人は頭から血が出てるみたいですけど、たいした傷ではなさそうです。
サカキ「……うう」
純「あ、目を覚ましたみたい」
梓「大丈夫ですか?」
サカキ「……うう、オマエ達は?」
梓「私は、えーと……」
果たして、ここは名乗るべきかと考えていると、
ゆい「私はゆいだよー。こっちは中野梓ちゃんであだ名はあずにゃん。それで、こっちは鈴木純ちゃんで、最後に妹のういだよー」
ゆい先輩が代わりに答えました。
梓「ちょ、ゆい先輩」
サカキ「……そうか。オマエ達が例の……」
梓「それで、あなたは一体……」
サカキ「私の名はサカキ。一応、ロケット団のボスだ」
梓「へえー、そうなんですか。……ってえー!!」
純「それがどうしてこんなところで、気絶してるんですか?」
サカキ「……さあな。こっちが聞きたい。一つ分かることは俺は道化のピエロとして利用されたということだな」
梓「はい?」
サカキ「屋上に行けば、分かることだ。そこに『奴』はいる」
梓「奴?一体、誰が……」
サカキ「私にも分からない」
純「じゃあ、とりあえず、上に行く?」
梓「そうだね。サカキさんは……」
純「まだ動けないみたいだし、誰かが近くにいなきゃいけないほどひどい怪我でもないし。それにロケット団のボスをこれほどの力で倒す敵を
1人で相手にするのはね」
梓「……そうだね。じゃあ、上に……」
サカキ「待て!!」
サカキさんは何とか立ち上がり、私を制止します。
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