194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/08/12(金) 20:49:21.49 ID:CBnLOVZ30
曽我部「ここも荒らされちゃうのかな?」
ミニリュウ「リュウ〜」
私はミニリュウと一緒に、森で遊んでいたんいた。すると、大人の声が聞こえてきた。私とミニリュウは慌てて、森に隠れた。
議員「ここはいい場所だな。ゴルフ場にはぴったりだ」
取り巻き「そうですね。さすがは●●先生」
議員「ところで、どれくらいから、工事に着手できるんだ?」
取り巻き「それはもう、いつでも大丈夫です」
議員「結構。さて、ポケモンの駆除についてはどうかね」
取り巻き「それも大丈夫でございます」
曽我部(ポケモンの駆除!?)
私はその言葉に反応して、私達は飛び出した。
取り巻き「わ!?な、なんだ、子供か。なんだい、こんな所で……」
曽我部「ねえ、おじさん達はこんな所で何をしてるの?」
ミニリュウ「リュー」
議員「!!」
取り巻き「おじさん達はね、えーと、ここを観光地として、アピールしていくって話を知ってるかな?」
曽我部「お父さんとお母さんが言ってた」
取り巻き「そうかい。おじさん達はその下見だよ」
曽我部「ポケモンを駆除するって聞いたけど、そんなことしないよね?」
取り巻き「それはね……仕方がないことなんだよ。もし、観光客に危害が加わるとね……」
曽我部「ポケモン達はそんなことしないもん!!」
取り巻き「とは言うけどね……」
議員「待ちなさい、君」
取り巻き「あ、先生」
議員「君、そのポケモンはどこで見つけたんだい?」
曽我部「え?」
議員「それを教えてくれたら、ポケモンの駆除をやめてあげるよ」
曽我部「本当!?」
議員「ああ。おじさんは嘘をつかないよ」
今にして思えば、そんな言葉を信じるべきではなかったかも知れない。でも、当時の私にとっては救いの言葉だった。
曽我部「でも、何で?」
議員「実はね、私もミニリュウが好きでね、それで見たいと思ってね」
曽我部「そっかー。分かったよ。今、案内するね」
私はその人達を楽園――当時の私はそう呼んでいた――に案内した。それが間違いだったわけだけどね。
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