過去ログ - ポケットモンスターゆい その2
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/07/27(水) 19:21:06.37 ID:ItQ3i7dY0
「まったく、腰抜け共だな」

私がハッサム達をボールに戻している時に、律先輩が話しかけてきます。

「ありがとうございます、律先輩。危ないところでした」

「ん?気にするなよ、ピンチの時はお互い様だろ」

「……そうですね」

「ところで、梓達はどうして、ここに?」

「私達はグレンジムに挑戦に来たんです。律先輩は?」

「実はあずにゃんの様子を見に来たとか、だったりして〜」

「まさか〜」

「実はそうなんだ」

「はい?」

突然、律先輩は私を抱き寄せます。

「!?」

「ちょ、律先輩」

「嫌か?」

「嫌とかじゃなくて……」

「会いたかったよ、梓」

「わ、私は……えーと」

というか、顔が近すぎですよ、律先輩。

「駄目だよ!!」

バーン、とゆい先輩に体当たりをされます。

「な、な、な、なんのつもり、りっちゃん!!」

「何って、冗談だよ、冗談。大体、ゆいが変なことを言うからそれにのっただけだよ」

「のりすぎだよ!」


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