過去ログ - フレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:27:25.98 ID:NZtCeqDco
フレンダ「きゅ、キュゥべえ!?」

 キュゥべえと名乗る最後の希望がその激しすぎる光に飲み込まれたという事実を遅れて認識し、遅れて慌てる。

 だが、どこを見渡しても、キュゥべえの姿はない。

 当然だ。あの光、粒子でも波形でもない曖昧な電子の奔流に飲み込まれて生きてるわけがない。跡形が残ってるわけがない。

 見れば、フレンダが背中を預けていた壁、ビルに大きな穴が空いていた。つまり、ビルごと貫通した光が、キュゥべえを焼き尽くしたということになる。

 こんなことができるのは、当然、一人しかいない。

「見ぃーつけた」

 その一人が、白い光を纏った悪魔が、穴から顔を出した。

「ったく、手間かけさせやがって。さっさと殺されてろっての」

フレンダ「え……あ……」

 もう逃げられない。腰が抜けて、立ち上がることすらできない。必死に、手だけで這って逃げようとするが、一歩で追いつかれた。

「でも、この私からここまで逃げたってことは評価してやろうかしらね。よし、提案。その小憎たらしい顔と、フレンダご自慢の脚線美の、どっちを吹き飛ばしてほしいか、選ばせてあげる」

 悪魔がにこりと笑う。フレンダはそれだけで限界だった。


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