過去ログ - フレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/21(木) 18:50:26.21 ID:NZtCeqDco
杏子「新人は、魔法少女になる前の感覚が残ってるんだよな。
    だから、攻撃も、一般人に有効なものばかりやりたがる」

 空中に逃げたフレンダを目で追いながら、杏子は言う。

フレンダ「食らえっ!」

 そんな余裕綽々の杏子にフレンダはナイフを投げつけるが、やはりそれは軽々と弾かれる。

杏子「ダメなんだよ、それじゃ。魔法少女相手に、そんな常識的な戦い方をしちゃダメだ」

 杏子が獲物を狙うような目で、フレンダを睨み付ける。

 フレンダはぎょっとして、さらにナイフを投げつけるが、やはり弾かれる。

杏子「そして、急に超人的な身体能力を手に入れたから、新人はそうやってすぐに空を飛びたがる」

 再び、杏子は両手で槍を握る。

杏子「煙となんとやらは高いところが好きってな。空中は逃げ場がないってのは、バトル漫画の定石っしょ」

 そうして、多節棍となり、伸びた槍がフレンダに叩き付けられた。

 当然、杏子の言う通り、フレンダに避ける術はなかった。

 フレンダもただ受けるだけではない。かろうじて、ナイフを両手に生み出し、それを盾にすることはできた。

 だが、もちろん、空中で踏ん張りが効くはずもない。

 鈍い音が響いて、フレンダはコンクリートの地面に激しく叩き付けられた。


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