過去ログ - フレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/21(木) 18:57:01.78 ID:NZtCeqDco
QB「正直言って、これは自然発生のレベルじゃない。明らかに多すぎる」

フレンダ「確かにこんなに戦い続けてたら体が保たないなー、と思ってたけど、やっぱり多いだ」

マミ「普通、魔女ってのはそうそう毎日見つかるものじゃないわ。それが毎日、しかも一日に数体も出てくるなんて異常すぎる」

フレンダ「どうしてそんなに多いわけよ」

QB「わからない。ただ、僕はこれに人為的な、作為的な意図が絡んでると思ってるよ。だから君たちを呼んだのさ」

フレンダ「でもなんで外部から呼ぶ必要があるの?
     学園都市に侵入するのは結構大変だし、学園都市なら少女はたくさんいるからみんな契約させればいいわけじゃない?」

QB「それがそうもいかないんだ。素質がある子は中々いないし、学園都市の少女と契約しても、戦力にならない場合がほとんどなのさ。フレンダは特別だけども」

フレンダ「どういうこと?」

QB「それが僕にもメカニズムはよくわからないんだよね」

杏子「そんなことよりだ、本当に魔女が人為的に増やされてるとして、一体誰が、何のためになんだ?」

 シャクシャクと注文したシャーベットを潰しながら杏子が割り込む。

QB「まったく見当が付かないよ。僕の契約した少女の中でも、そんなことをする子の心当たりは今のところないんだよね。
  そもそも、目的がわからない。魔女を増やしたって、人間にも、魔法少女にも、百害あって一利無しだろう?
  例え魔女の作り方を考案できた魔法少女がいても、自分で魔女を作ってグリーフシードを集めるより、自然発生する魔女を倒した方が効率的だしね」

フレンダ「……学園都市なら、ありえるわよ」

 ぽつりと、フレンダが言った。


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