過去ログ - フレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/21(木) 18:25:30.01 ID:NZtCeqDco
「酷いなあ、これでも愛らしい姿をしていると自負しているんだけど」

 それは白かった。真っ赤な目をした、ウサギのような、猫のような、少なくとも、フレンダの見たことのない生物であることは確かだった。

フレンダ「誰……?」

 恐る恐る、聞いてみる。人語を話してるせいか、思わず、何、ではなく、誰と聞いてしまった。

QB「僕はキュゥべえ! 君のような素質のある女の子を探していたんだ」

 果たして、それは正解だったらしい。それは、キュゥべえは確かに日本語で返答してきた。

フレンダ「素質……?」

QB「そう、素質。魔法少女の素質さ。僕は君たちと契約して魔法少女になってもらいたくて、ずっと素質のある女の子を探してるんだ」

QB「もちろん、ただで、とは言わないよ? 魔法少女になってくれたら、なんでも願いを一つ、叶えることができるのさ」

フレンダ「何でも……?」

 思わず、フレンダは復唱した。その言葉は、酷く魅力的だった。

QB「そう、なんでもさ。大抵のことは可能だよ」

「フゥゥゥゥレェェェンンンダァァァァ? どぉーこに隠れちゃったのかにゃー?」

フレンダ「ひぃっ!」

 その時、地獄の底から響くような、悪意と殺意と恐怖を練り固めたような声が響いた。


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