4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/07/21(木) 19:54:55.96 ID:CFHE2pE70
「――何!?」
「隕石か!?」
言いながら、少年達は慌てて非常通路へと出る。その後ろに、銀髪の男も続くのだった。
ちなみに、男が入ってきたドアこそ、非常通路へと通じる出入り口であった。
「どうしたんです!?」
先ほどのサングラスの少年が、非常階段を駆け上がっていくモルゲンレーテ職員に尋ねる。
その質問に帰ってきた答えは、彼らを吃驚させるに十分な破壊力を有していた。
「ザフトに攻撃されてる! コロニー内にモビルスーツが入ってきてるんだ!」
「ええっ!?」
驚きに包まれながら、流されるまま職員の後へ着いていこうとする一行。
しかし、その中の二人が、突如その身を翻した。
帽子を被った金髪少年と、方向音痴の銀髪男の二人である。
「ちょ、ちょっと!」
黒髪黒眼の少年――ついさっき首を絞められていた――が上擦った声を上げるが、二人にその足を止める様子は見られなかった。
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