過去ログ - ダイブ イン ダンジョン
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33: ◆Q6CGh0.8HA[saga]
2011/07/30(土) 12:48:25.80 ID:mswEjedSO
「ハッハハ、カハハハハハ!!」

激情の火が消えた跡に昇る煙に焚かれながら一息しょんぼりとしようか、と構えていると突然彼が笑い出した。

びっくりして見やると実に愉快で実に痛快そうな顔がそこにあった。

「ハハハ、バカ2人ね!確かに、確かにその通りだ!カッハハハハハハ!!」

どうも私がどーんとぶつけた不平は彼の笑いを引っ張り出したようだ。

だが、そんな大いに笑われる状況も悪い気はしない。

不平不満とは言うが、彼と私が大バカ同士という意見は私の本心で直球。
あの時、彼の真摯な態度に応えようと覚悟した時、私の中で確かに浮かんだ真の言葉だ。

滑稽に思っての笑いじゃないことは分かる。なら、私が触れたのは彼の中で漠然としていた正鵠だろう。

「オーケー!女神様とバカ2人の愛に乾杯だ!よろしくな、勇者ちゃん!」

「こちらこそ」

未だ黄金の輝きを放つ杯と朝日を受けて銀光する杯がかち合い、二度目の唄が契約の成立と儀式の終わりを天に知らせた。


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