過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/08/04(木) 22:24:05.87 ID:4dlCoGwV0
劣勢から脱したほむらは、立ち上がるとマミの腕に組みかかり、関節技で締め上げる。
ギシっと肩の関節が音を上げて、マミの顔が苦痛に歪んだ。「ぁあぅぅ!」


悲鳴をあげたマミをほむらは無理やり燃え盛る焼却炉の炎へ連れ込み、マミを投入口の炎へ晒した。


マミは炎に焼かれそうになったが、しかしマミは抵抗し、力ずくで二人の位置をクルリと逆転させる。
するとほむらが炎に晒される番になった。


マミに顎をつままれる。そのまま焼却炉の投入口の炎に顔を押し込まれそうになる。
奥で燃え盛る炎が、ほむらの顔を赤く照らし出す。ごうごうと燃える炎が迫る。


マミは腕に全霊の力を注ぎ、歯をギシギシ食いしばりながら、ほむらを焼却炉の炎へ押し込もうとする。
ほむらも懸命に抵抗し続ける。顎をつままれ、変顔状態のほむらが目を見開いて力む。


力と力の押し合いは、一進一退の展開を極めた。


ほむらの頬が炎に接触しかけた。
が、そのすんでのところで切り替えしたほむらとマミの位置がまた入れ替わる。


今度はマミが炎の前に立たされる。しかしすぐに脱出された。

こうして焼却炉の炎の前で互いの顔を掴み合い、いがみ合う二人だったが、ほむらがマミの顔に正面から
頭突きを喰らわせた。

「う!」

怯んだマミの顔をさらに拳で殴り飛ばす。「ぐっ!」口元を垂れる血が魔法少女の黄色の衣装を赤く染めていく。


と、殴られて、後ろへよろけていったマミの背中が、フェンスの電線に触れた。
次の瞬間、凄まじい電流がマミの身体を襲った。

「ああああああ!!」

目も眩むばかりの火花が電線から無数に飛び散り、感電するマミから断末魔の叫び声があがる。
バチバチと電流は流れ続け、マミの体に火をつけ、焦がした。「ああああああっっ!!!」


煙をあげて真っ白に燃えていくマミ。
その世にも恐ろしい光景を、まどかは上の階から恐怖の目で見下ろしていた。


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